« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

2008年5月20日 (火)

家づくりレポート NO13 シロアリ対策その1

Dscf1925 先日書いた「アリダンシート」について問い合わせがありました。

  ので、もう少し詳しく書きます。このシートはベタ基礎の場合、ステコンを打つ前に全面に敷き詰めます。布基礎の場合は防湿コンを打ってその上に敷きます。基礎を貫通する配管周りには、専用の防蟻コーキングを塗布していきます。前回も書きましたが、重ねシロを確保して専用テープで止めていきます。

これらの一連の作業は、フクビさんが責任施工でやってくれます。それによって最大15年のシロアリ保証がつきます。シックハウスや家族の健康問題から、土台と柱を薬漬けにしたくないと考える人が増えています。でもシロアリ対策はやっておきたいのも心情ですね。そんな時はこの方法が良いです。保証がついてきますので安心感もあります。

また、基礎パッキンなど組み合わせると、さらに最大20年まで保証が付きます。シロアリ対策を考えられている方はぜひ一考されると良いと思いますよ。

その他ベイト工法と言って、トラップを仕掛けて駆除を図るようなものも安全性が高いとして人気になりつつありますが、ある有名なシロアリ専門家の方とお話をさせていただく中で「コストに対する実効性に疑問あり」と判断し、私は採用もしませんし、お客様にお勧めもしていません。

ちなみにアリアダンシートの有効成分は、もちろん殺虫剤・農薬ですが、「シラフルオフェン」「イミダクロプリド」というものです。コンクリートや土中においても安定性が高く、常温・大気圧下ではほとんど揮発しない程、蒸気圧が低い化学物質です。ベタ基礎の場合は、特にステコン、ベースコンクリート下にありますので、さらに居住者への暴露安全性が高くなると思っています。そういう意味でバランスの良いシロアリ対策・保証と言うことで採用してみました。

皆様はいかがお考えになりますでしょうか?

この家は化学的な対策は安全性を考えてこれだけです。私はケミカルバリアーはこれで十分だと思います。

あとは、シロアリの生態に対応して、物理的な対策を施しています。

その解説もおいおいしていきたいと思います。

家づくりとリフォームは名古屋のマンエイ

にほんブログ村 住まいブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月19日 (月)

家づくりレポート NO12 基礎工事その1

Dscf1931 基礎工事に入りました。

  基礎工事は住宅のまさに基礎ですから、最も重要な部分です。ここの施工如何ではいくら上物(住宅)を上等に仕上げても、全く意味がなくなってしまいます。遣り方、根切り、砕石、転圧、先行配管、捨てコン、配筋、型枠、ベースコン、立ち上がりコン、養生、天端ならしと工程が続きます。

品質を確保する一番のポイントは現場へ行くことです。特に工程全体を管理する現場監督が適切なタイミングで行ってチェックできるかが重要です。これを怠ると長年の付き合いがあるとは言っても「なあなあ」な部分がでてくるおそれがあります。施工を行う業者との良い緊張関係を持ってお互いのためにより良い仕事を目指したいですね。

Dscf1920 今回は基礎下全面にアリダンシートを施工しています。アリダンシートは防湿シートの役割も兼ねた防蟻シートです。これによってシロアリが基礎下から上がってこない様に抑止しています。先行配管部分は二重貼りで専用テープで止めていきます。もちろん重ねシロを十分取って専用テープで接着します。

Dscf1924 雨が降ってきて靴下が濡れてしまいました。それでも汚したくないとの事でずぶ濡れになりながら施工してくださいました。職人さん感謝・感謝です!!現場の職人さん達がこれくらい大切に思ってくれるとうれしいですよね。所詮、防湿シートなんて砕石と基礎の重みに挟まれてコンクリート打ちするまでに破れてしまうはずです。気持ちの問題ですね。

Dscf1932

ステコン打ちです。ずいぶん小さく見えます。まあ、実際にこじんまりした家ですのでこんなものかと思いますが。ここに墨だしして配筋していきます。このつづきは次回に。

家づくりとリフォームは名古屋のマンエイ

にほんブログ村 住まいブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月 6日 (火)

200年住宅

Image01 200年住宅だそうです。

  今国会で可決された(…たぶん)政府の提唱する「200年住宅」。

自民党の「200年住宅ビジョン」をみると次のような事が。

1)ストック重視の政策。

2)耐久性・耐震性・可変性の確保。

3)次世代へ引き継ぐ住宅の質の確保。

4)容易で計画的な維持管理。

5)街並みとの調和。

最近の政策はお題目は立派ですが、中身が滅茶苦茶なものばかりです。これもここだけ見ていると同じ臭いが。誰もが誤解するであろう「そんなにもつはずが無い。」「俺の時代だけもてばよい。」という考え。

Image03 政策を立案する国土交通省は「200年住宅」とは、耐久性の象徴的な意味であると言っています。しかしながら、日経ホームビルダーのアンケート結果では、消費者は先のような感想ばかり目立ちます。

数世代に渡って住宅を受け継いでいけるかどうかは、質の高い住宅を提供する以前に、中古住宅の市場整備と国民の意識改革の部分が第一ですね。

政策というよりも、地主意識からの開放が進むマーケットと教育が重要です。資産は維持管理し、運用して収益・便益を得てこその物です。所有するだけの自己満足の時代は終っています。賃貸マンションなどは思い切った投資をおこなって徹底的に差別化された魅力ある物件を提供していかないと空室の悩みからは一向に開放されません。

よく「30年一括借り上げだから。」など安心しきっているオーナーさんもいますが、誰が損してリスクを負うというのでしょうか?儲かるからこそのビジネスモデルなんです。言われたとおりにリフォームしなければならず、10年くらい経つと補償家賃が下がります。ひどいところは5年で下がります。もちろんリフォームも求められます。

結局一番大きなリスクは最後までオーナーさんが負担するんですね。

こんな事も、資産特に不動産に対する教育がほとんどなされない事が大いに関係していると思います。

こうしたインフラ整備がないと、またまた資本力のあるハウスメーカーのバカ高い住宅を買わされる歴史がくるだけですね。地域で実際に家を建てている工務店はますます厳しくなっていきます。工務店も戦略的な動きが必要ですね。

家づくりとリフォームは名古屋のマンエイ

にほんブログ村 住まいブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »